儚さとエロ

どうも、しがないニートです。

 

冷めたコーヒーを飲みながら

ピークを過ぎてしまったものの価値って

なんでこんなに尊いんだろうと、物思い。

 

「ああ、あの時はこんなによかったのに」

というノスタルジーに酔いしれているだけなのか、

ただの性癖なのか。

 

去年人生で初めて30代の人と体関係をもって、

20代ましてや10代とは全然ちがう、

体に刻まれた歴史なのか、年輪なのか、

あのどうしようもなくなってしまった肉付きに、

どうしてもエロを感じてしまう。

 

でも、決してその人の20代の頃を思い出してのことではないし、

その時私の目の前にいたあの人に、

間違いなく、エロを、感じていた。

 

冷めたコーヒーも同じ。

一気に飲み干せてしまうけど、

それには少しアクが強くて、

どうしても少しずつちびちびと味わう。

 

その一口一口に、確かな苦味を感じながら、

でも時間になったらゴクリと一口に。

 

青春時代の、終わりなき幸せなんかじゃなくて、

すこし将来に諦めてしまった

そんな姿に魅了されてしまう。

 

儚さに同情してるわけじゃなくて、

自分もそこに近づいてるんだと、

そんな自分のことも大事にしたいんだと、

新しいコーヒーを入れなおしてふと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

お酒じゃなくて、コーヒーだって飲むのよ。