思いわずらうことなく愉しく生きたい

どうも。しがないニートです。

 

「感情の赴くままに生きよう」と思って

つらつらと文字にしたためてみて、

 

 

shiganaineet.hatenablog.com

 

 

1冊の小説を思い出す。

 

 

江國香織先生の

 

『思いわずらうことなく愉しく生きよ』

 

 

3姉妹の女たちが、

それぞれに愛の形を探していて、

私は三女の育子に憧れる次女の治子タイプ。

 

 

「感情の赴くままに」って

「思いわずらうことなく」と同じじゃないかなって。

 

必ずしもポジティブな感情である必要なんてなくて、

 

あれは嫌だなー

 

って思うことを避けるようにすることも、

感情の赴くままになるんじゃないのかなって。

 

ネガティブな感情って、どうやっても付きまとってくる。

 

雨が降るだけで

その日の髪型が決まらないとき

料理したものが美味しくなかったとき

 

メンヘラ女じゃなくっても、人間誰でもネガティブな感情は突如やってくる。

 

ストーカー気質がすごいんだよ。

来るときは来るって前もって言っとけよ。

 

私は、ネガティブな感情にめっぽう弱い。

 

はあああああああああああああああああああああああああああああああ

 

と、とにかく何も手につかなくなる。

 

ネガティブの度合いに関係はなく。

 

あれ、私ってメンヘラなのか。

 

なんだよ、メンタルへらへらって。しゃきっとせい

 

 

でもでも、

江國先生はこんな言葉をこの小説で残している。

 

人間はみんな病気なのだ。一人一人みんな

 

自分を守るものを見つけないといけない。

 

だからこそ、3姉妹はそれぞれの愛の形を探している。

それぞれ違った形で。

 

どれだけ問題があっても、

その愛を守ろうとする。

 

愛は、人間の病気を紛らわせる

特効薬なんだななって気づいた大学時代だった。

 

でも、その病気は一生治らない。

 

 

 

 

 

 

ん?

 

愛?あい?アイ?AI?

 

愛ってなんだ?

 

じゃあ何か、

愛を持っていない人間は病気で死ねってか??

 

 

 

 

 

 

落ち着け私。

結婚見据えてた相手に振られたからって、

こんなところで感情に赴くままに言葉にしてもむなしくなるだけだ。

 

愛って、別に人間相手、恋人相手だけじゃないもの。

 

好きな食べ物

好きな小説

好きな洋服

 

好きだなーって気持ちをぶつける。

 

そしたら愛だって生まれるし、

病気だってごまかせる。

 

 

そうやって、

思いわずらうことなく

好きなものに囲まれて

愉しく生きていきたい。

 

 

 

だから私は、

愛してやまないビールの3本目を空けながら、

幸せをかみしめるのだ。